Error loading page.
Try refreshing the page. If that doesn't work, there may be a network issue, and you can use our self test page to see what's preventing the page from loading.
Learn more about possible network issues or contact support for more help.

源氏物語 第六帖 末摘花

Audiobook

第六帖 末摘花 すえつむはな

光源氏 十八~十九歳

主な登場人物 末摘花

皮ごろも上に着たれば我(わぎ)妹子(もこ)は

聞くことのみな身に沁まぬらし

光源氏は夕顔のことが忘れられず、またあのような恋人を見つけたいと思っていた。そんな折、亡き常陸宮の姫君の噂を耳にした。

好奇心を抱いた源氏は、親友の頭中将と競い合って求愛した末に、その姫君との逢瀬を果たす。しかし無口で張り合いのない姫君の対応に、源氏は困惑した。

ある日、雪明りの中で姫君の容貌を見た源氏は、あまりの醜さに驚嘆する。その鼻は長く、末摘花のように赤かった。末摘花(すえつむはな)は容姿の醜さに加えて、世間知らずな言動をたびたび起こす。不憫に思った源氏は、見捨てられないという気持ちになり、末摘花の面倒を一生見ることを決心した。

一方、二条院の若紫は、日ごとに成長し、ますます美しくなってゆくのであった。

Formats

  • OverDrive Listen audiobook

Languages

  • Japanese